2010年8月22日日曜日

喘息について

50代女性の方、7月20日位に風邪を引いて、その後、咳が出て辛いそうです。痰も絡むそうです。もう1ヶ月も続いています。クリニックでは喘息と診断されて、気管支拡張剤を服用されています。この薬の副作用で、夜の眠りが浅くなるそうです。寝ても疲れが取れなくて辛いと訴えています。古典中医学では、これはある臓器が弱った表れと考えます。「上工治未病」の脈診で検査しました。この方は脈が判りづらいタイプです。慎重に検査しました。第一印象は、肺臓と肝臓と心臓が強いタイプに見えます。3つ強いのはありえません。弱い臓器を選ばないといけません。患者さんの訴えで、最近、歩くのに足が前に出ない事がある。この言葉がキーワードです。これは心臓を守ろうとする表れです。罠は心臓に仕掛けて様子を診ました。やはり反応がありました。この方は、肺臓と肝臓が強いタイプです。治療は心臓を補いました。セイリン0番4本3ミリ刺入10分置針。

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