2010年8月20日金曜日

脊椎管狭窄症について

80代女性の方、股関節が悪く手術も60代の頃から、整形で勧められていました。手術がどうしても嫌だったので、その他の治療、カイロ、手技療法、骨盤調整等の治療を受けてきたそうです。当院には5年前より通院されています。今は、脊椎管狭窄症の為、100メートル位の距離を歩くと足が前に出なくなるそうです。右足の向こう脛辺りが火照って夜寝る時辛いそうです。「上工治未病」の脈診で検査してみますと、この方は脈は弱く,判り難い脈でした。心臓と肺臓が強そうに診えました。どちらかが弱いはずです。アップアップしている臓器は本当に強そうに診えます。この場合は経験により、肺臓が強いと判定しました。他に強い臓器がないか慎重に検査しました。肝臓に罠を仕掛けて様子を診ました。反応はありませんでした。と言う事は肝臓が強い可能性があります。心臓に罠を仕掛けました。反応がありました。この方は肝臓と肺臓が強いタイプでした。治療は心臓を補いました。

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