2010年8月21日土曜日

パーキンソン パーキンソン病 パーキンソン症候群について

40代男性の方、4~5年前からパーキンソン病と診断されて、ドーパミン製剤1日3錠服用。当院には2年前より通院されています。今年の5月位より動きが悪くなる時が出てきて、仕事に差し支えがあるそうです。8月9日より、専門医で処方された薬に変えられる。2~3日は動きが悪く心配で元のドクターに受診されるが、しばらく我慢してくださいと説得されて様子を見ていたら、だんだん薬に慣れてきて、元の状態に復帰されました。ただ、夜が動きが悪いので、夜に1錠増えたそうです。そのおかげで、朝の動きが少し良くなったそうです。とにかくまだ、定年まで20年近くあります。何とか少しでも長く仕事が出来るように鍼治療をされています。「上工治未病」の脈診では、心臓と肺臓が強く見受けられました。どちらかが強くてどちらかが弱いか、さらに両方強い場合も有ります。ここでキワードは今年の5月位から悪くなったと言葉です。5月は心臓にエネルギーが加わる月です心臓が強い可能性が大きいです。慎重に心臓の脈を触ってみます。沈、中、表の脈をゆっくり調べます。肺臓の脈を比べます。ここでさらに肺臓に罠を仕掛けて様子を診ました。反応がありました。この方は、心臓が強いタイプでした。治療は肺臓を補いました。

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