2010年7月31日土曜日

潰瘍性大腸炎について

40代男性、4年前に潰瘍性大腸炎と診断されて、朝夜2錠づつ服薬中です。症状は腹痛と下痢です。今は症状が落ち着いているそうです。この方を「上工治未病」で診断しますと、脾臓が強くなっていました。他に強い臓器がないか慎重に検査しました。ターゲット臓器にならない心臓は除外します。肺臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓です。腎臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓です。肝臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肺臓です。脾臓のみ強いとしたら、ターゲット臓器は腎臓です。脈診より、肺臓の異常が見られるため、罠を肝臓に仕掛けます。この方は肝臓に反応が出なかったので、脾臓のみが強くなっていました。治療は腎臓を補いました。セイリン8本1センチ刺入20分置針。

2010年7月30日金曜日

後縦靭帯骨化症について

60代男性、去年の秋頃より、仕事のストレスが原因、頸肩が痛くて辛いそうです。整形外科でレントゲンで、後縦靭帯が白く写るそうです。難病です。6回の治療で、痛みが和らいでいるそうです。本当に良かったです。この方は、「上工治未病」の脈診では脾臓が強くなっていました。他に強い臓器がないか慎重に検査します。ターゲット臓器には心臓はなりません。肺臓が強いとしたら、肝臓がターゲット臓器になります。腎臓が強いとしたら、肝臓がターゲット臓器になります。肝臓が強いとしたら、肺臓がターゲット臓器になります。脾臓のみ強いとしたら、ターゲット臓器は腎臓です。この方は肺臓が強い事が判明。肝臓に罠を仕掛けて様子を診ました。肝臓に反応が出ました。セイリン8本5mm刺入20分置鍼。

2010年7月29日木曜日

難病治療の難しさ

難病の方は、自律神経が狂っています。その狂いを修正してあげる事が、一番の治療法です。口で言う事は簡単ですが、これが非常に難しい事です。診断法が通用しないからです。脈が整えば、効き目は必ず現れます。60代女性の方、4~5年前から、足の具合が悪くなられたそうです。病院の説明だと、筋肉が無くなっていく病気、遠位性ミオパチーと診断されました。だんだん悪くなっていると伺いました。鍼をしても、変化ないそうです。針が効かない事はないはずです。少なくても現状維持位は出来るはずです。上工治未病の脈診では、肺臓に異常を感じました。肺臓が強いか、弱いかのどちらかです。この方は肺臓の弱りからくる脈でした。この方は脾臓が強くなっていました。他に強くなっている臓器を慎重に検査しました。さらに肝臓が強い事が判明。治療は肺臓を使いました。しかしなかなか結果が出ません。背中の肺臓の経穴がずれている事が判明。3センチ上のラインの肺臓を治療しました。治療後良い感じがすると伺いました。狂いがない様、背中の経穴は何度も何度も検査しました。やっと今、狂いがようやく修正出来ました。

2010年7月27日火曜日

急性腰痛について

50代男性の方、7月に入って、仕事が忙しくなり無理をされて、だんだん腰が痛くなってきたそうです。辛いので、来院されました。左五十肩も痛むそうです。50代になって、体にガタが来て辛いねと伺いました。自分も50代なので、良く判ります。「上工治未病」で脈診しました。検査の結果、肺臓が強くなっていました。脈診では肝臓の脈が強く感じられました。これは、弱い事を示しています。肝臓に罠を仕掛けて様子を診ました。検査の結果反応がありました。この方は肺臓のみが強くなっていました。治療は、肝臓を補いました。

2010年7月26日月曜日

うつ病について

30代女性の方、クリニックで躁うつ病と言われています。部屋を片付けるのが下手だそうです。躁状態が怖いそうです。後で考えると、とても恥ずかしい行動をしているそうです。その方が1年ぶりに来院されました。ルボックスは半年前から服用を止めています。デパケンと睡眠導入剤を服用されています。この方は、滋賀県から通院されています。もう少し近いと良いのですが。「上工治未病」の脈診で慎重に検査しました。肺臓が強い事が判明。他に強い臓器がないか慎重に検査しました。もし腎臓が強いとしたら、ターゲット臓器は心臓になります。もし肝臓が強いとしたら、ターゲット臓器は心臓になります。もし心臓が強いとしたら、腎臓がターゲット臓器になります。心臓が異常に強く感じられたので、これは、弱い事を示しています。この方は腎臓が強い事が判明。治療は心臓を補いました。

2010年7月25日日曜日

健康維持のはり治療について

70代女性の方、お医者さんは嫌い、薬は飲みたくない、今仕事をしているので、出来るだけ続けたい。症状は、頸肩の凝り、痛み、肩甲骨の内側の痛み等がありました。通院して8年が経ちます。2週間に1度来院されます。年々体は弱くなっているが、仕事には影響ないそうです。この方は、「上工治未病」の脈診で診断してみると、腎臓が強くなっていました。他に強くなっている臓器を慎重に検査しました。肺臓は除外できます。肝臓が強いとしたら、脾臓がターゲット臓器です。もし心臓が強いとしたら、ターゲット臓器はやはり脾臓です。もし脾臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓になります。脈から心臓に異常を感じて、脾臓に罠を仕掛けて様子を見ました。この方は心臓が強い事が判明。治療は脾臓を補いました。健康維持にも鍼治療は有効です。8年間大きな病気にならず、健康を維持できました。医者嫌いの方にお勧めします。

2010年7月24日土曜日

腎臓病について

50代男性の方、オシッコが黄色くなって、泡だちが多くなった。体がだるい等の症状が有りました。通院されて、1カ月半になりますが、15回位治療されました。あわ立ちは少なくはなっている。体のだるさは、かなり改善されたそうです。クリニックの受診は勧めたのですが、本人は行きたくないのではり治療に来ている。だんだん良くなっていると伺いました。この方を診て、考え方が変わりました。人間には脱皮するみたいな時期が存在するのではないか、今病院に行けば、最悪透析しなければならない状態だったかも知れません。調子が悪ければクリニックに行くようには指示しました。10年で人の体は変わっていくそうです。30年で大きく変わるそうです。その時に新しい体に合ったような体質に生まれ変わる為に、臓器に負担が掛かり、血液検査に異常が現れるようです。この時期にクリニックに受診されると、西洋医学的には病気にされる可能性があります。中国では養生して鍼治療や漢方薬を服用して1~2年を過ごせば新しい体質の体に平衡が訪れて健康な体になります。この方は腎臓のみが強くなっていましたので、主に心臓の経穴を補いました。その時の状態で肝臓と脾臓の経穴も併用しました。

2010年7月23日金曜日

膝関節症について

50代女性の方、2週間前にお寺参りをして、歩き過ぎて、右膝の内側に炎症を起こす。患部を診てみると、触診で腱が硬くなっている。痛みの原因を発見。「上工治未病」で脈診してみると、脾臓が強くなっていました。心臓は除いて、もし肺臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓です。もし腎臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓です。もし肝臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肺臓です。強い臓器がなっかたら、ターゲット臓器は腎臓になります。この方は肝臓の脈が出難いタイプでした。あまりにも強すぎると脈は弱く出ます。ここが判断が難しい所です。この方は経験より肝臓が強そうなタイプでした。罠を肺臓に仕掛けて様子を見ます。魚釣りと似てますかね。しばらく様子を見ていると反応しています。この方は脾臓と肝臓が強いタイプでした。1回の治療で痛み消失、患部に重たい感じまだあるそうです。

2010年7月22日木曜日

夏ばてにはり治療をお勧めします。

猛暑が続いています。夏ばてでお困りの方に、お勧めします。クリニック行って点滴して貰うのも良いでしょう。その他にはり治療も有効です。なぜかと言うと、自律神経が関係しています。暑くなって2週間で体は暑さに順応します。はり治療は、直接自律神経に作用します。自律神経を再起動します。体はいち早く暑さに順応します。50代女性の方、連日の暑さで胸苦しく、眠りが浅い等の症状があります。「上工治未病」の脈診で、診断してみると、脾臓が強くなっていました。他に強い臓器がないか慎重に診断しました。心臓は除外できます。肺臓が強いとしたら、肝臓がターゲット臓器です。腎臓が強いとしたら、肝臓がターゲット臓器になります。脾臓のみが強いとしたら、腎臓がターゲット臓器になります。この方は、腎臓が強い事が判明しました。治療は肝臓を補いました。心臓に異常な脈だったので、内関を加えて、セイリン8本5mm刺入20分置鍼。

2010年7月20日火曜日

うつ病について

40代男性の方、今年の1月位から、ストレスで体の調子が悪かったそうです。クリニックでうつ病と診断され5月より薬を服用されています。朝は気分が悪くなるため、夜のみ1錠を服用されています。調子は良いそうですが、寝る前に咳が出るそうです。話を伺っているとこの方は「上工治未病」の脈診では肝臓のみが強いタイプでした。もう一度再検査してみると、脾臓が強い事が判明、1回目、2回目に肺臓に罠を仕掛けてテストしましたが、反応が出ませんでした。5回目に罠を掛けて脾臓が強い事が判明しました。このように自律神経の狂いは本当に怖い事なんです。この狂いが判らないと治療は出来ません。この方は肝臓と脾臓が強い事が判明。治療は肺臓を補いました。

2010年7月19日月曜日

アルツハイマー病 痴呆症 認知症について

鍼治療が効くとしたら、病院へ行くべきなのか迷われたら、是非「上工治未病」をお試しください。根拠は、大脳の細胞が死んで行く病気です。それを阻止するために、神経を直接刺激できる鍼治療が有効です。さらに「上工治未病」の治療は脳内に最大に血液を送る事が出来ます。血液を最大に送れるのは神経が活性化しているからです。最大の血流を送るには手足の末端から末端まで血を通さないと意味がありません。70代女性の方、最近家族の方が痴呆症になりかけているんではと心配されて来院、辛い事は、寝つきが悪いので、睡眠導入剤を服用されています。「上工治未病」の脈診で、慎重に検査、1回目はコーヒーを飲んで来院されたので、脈が不明。治療はしませんでした。2回目、慎重に検査しました。脾臓が強い事が判明、前回肝臓に反応が強く出ていたため、肝臓を検査しました。この場合実際には、肺臓を調べます。肝臓と脾臓が強いとしたらターゲット臓器は肺臓になるからです。この方は脾臓と肝臓が強いタイプの人です。治療は肺臓を補いました。

2010年7月18日日曜日

耳の閉塞感について

40代女性の方、7月11日朝8時頃より突然両耳がヘッドホンを当てている様な閉塞感が発症される。クリニックに行って心療内科に受診を勧められる。薬は飲みたくないので、鍼治療を希望されて来院。7月は未の月土類に属します。11日は戌の日土類に属します。朝8時は辰の刻で土類に属します。「上工治未病」の脈診で慎重に検査しました。肺臓が強い事が判明しました。他に強い臓器がないか、慎重に検査しました。脾臓がキワードで脾臓は除きます。後は腎臓か肝臓か心臓かどれかの臓器がターゲット臓器です。この方は他に強い臓器がなかったので、肝臓を補いました。セイリン0番8本5mm刺入20分置針。

2010年7月16日金曜日

甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症について

20代女性の方、大学生の時に甲状腺機能亢進症を発症される。症状は腰痛、肩凝り、疲れやすい等。針治療には10ヶ月で7回通院されました。なかなかさがらなかった甲状腺の抗体の数値が7から5.7に下がったそうです。正常値は2以下だそうです。しばらく、2週間に1回通院されれば、もっと改善されるはずです。この方を「上工治未病」で慎重に検査しました。肝臓が強い事が判明。他に強い臓器がないか、慎重に検査しました。腎臓はターゲット臓器にはなりません。もしも心臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肺臓になります。もしも脾臓が強いとしたら肺臓がターゲット臓器になります。もしも肺臓が強いとしたら、心臓がターゲット臓器になります。上工治未病は甲状腺機能亢進症も甲状腺機能低下症にもどちらも効きます。一度お試しください。

2010年7月15日木曜日

複合性局所疼痛症候群について

50代女性の方、7年前膝が痛くなったのが始まりだそうです。冷たい空気に触れると関節の痛みが強くなるそうです。布が掛かっていると痛みが少ないので、夏でも手の指まで隠れるような手袋のような物を作って着用されています。冬よりは夏が辛いそうです、使い捨てカイロでうまく温めて痛みを和らげているそうです。最近は頭痛と関節痛です。そして、手の浮腫さらに朝起きるときが痛みが酷くて、どうやって起きたらいいのかわからないくらい辛いそうです。大学病院へ受診される。検査の結果、複合性局所疼痛症候群の疑いがあると言われたそうです。薬は痛み止めとトレドミンを処方される。トレドミンが良く効いて症状は緩和されるそうです。「上工治未病の」の脈診で慎重に検査しました。脾臓が強くなっていました。心臓はターゲット臓器から除外します。もし肺臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓です。もし腎臓が強いとしたら、肝臓がターゲット臓器です。もし肝臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肺臓です。この方は他に強い臓器がなかったので、腎臓を補いました。セイリン0番8本7ミリ刺入20分置針。

2010年7月13日火曜日

肝臓病について

20代男性の方、最近食欲がありすぎて、良く食べるそうです。体重がかなり増えたそうです。風邪を引いて、クリニックで血液検査をしたそうです。GOP40,GTP102で肝臓に炎症があるそうです。疲れませんかとお尋ねしたところ、少し疲れると伺いました。中医学ではよくある事です。自分の体がよりよくなる為に変化が起こる時期があります。これは、病気ではありません。こんな時にクリニックに行けば、病気にされてしまいます。人間の体は本当に不思議です。しばらく経つと体が新しい平衡が取れるようになります。しじみの味噌汁でも作って食べるように指示しました。この方を「上工治未病」の脈診で検査してみると、肺臓が強い事が判明。他に強い臓器を慎重に検査しました。脾臓は除外して、もし腎臓が強いとしたら、ターゲット臓器は心臓です。もし肝臓が強いとしたら、ターゲット臓器はやはり心臓です。心臓が強いとしたら、腎臓がターゲット臓器です。この方は他に強い臓器がありませんでした。治療は肝臓を補いました。

2010年7月12日月曜日

生理痛について

30代女性の方、既婚で肩凝りが酷く、腰痛持ち、生理になると痛みで動けないほど酷いそうです。酷いときは頭まで痛いそうです。本当にかわいそうです。「上工治未病」はそんな貴方をお助けします。この方を脈診すると肺臓が強い事が判明しました。他に強い臓器がないか、慎重に検査しました。脾臓はターゲット臓器ではありません。肝臓が強いとしたら、ターゲット臓器は心臓になります。腎臓が強いとしたら、ターゲット臓器はやはり心臓です。この方は他に強い臓器がありませんでした。肝臓を補いました。生理の前だけ治療を受けに来られます。6ヶ月になりますが、だんだん痛みが少なくなっています。こんな疾患にも「上工治未病」がお役に立ちます。

2010年7月11日日曜日

自律神経失調について

50代男性の方、自律神経失調で5年前から通院される。睡眠障害気味、寝れるのは寝れるが、トイレに起きるとその後、なかなか寝付けない、肩頸が凝る、足の小指が気になって寝れない、胃腸が悪い等さまざまな症状があります。クリニックに行っても、どこも悪くないと言われて、安定剤を処方されます。納得がいかないので、来院されました。「上工治未病」の脈診では、脾臓が強くなっていました。他に強くなっている臓器を慎重に検査しました。心臓は除外します。肺臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓です。腎臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓です。この方は他に強い臓器はありませんでした。治療は腎臓を使いました。セイリン0番8本5mm刺入20分置針。このように神経の病は神経を直接する事が非常に有効です。一度お試しください。

2010年7月10日土曜日

パニック障害について

30代女性の方、去年の3月位から発症、症状は車、バス、新幹線に乗る前の動悸と呼吸困難等、原因はストレス、人から頼まれると嫌といえない性格の為、結婚式の二次会の幹事を良く頼まれるそうです。会社の飲み会の専属幹事もされているそうです。皆から好かれている方です。本当に感じの良い人です。自分の時間がなかなか持てないそうです。頼まれても、断れるようになれば、違ってくるのですが。薬は飲み始めて2週間だったので、止めてもらいました。酷い発作はないそうです。「上工治未病」の脈診では、腎臓が強いタイプです。さらに慎重に検査しました。肺臓は除いて、肝臓が強いとしたら、ターゲットは脾臓になります。心臓が強いとしたら、ターゲットは、脾臓になります。脾臓が強いとしたら、ターゲットは肝臓になります。この方は心臓も強い事が判明。治療は脾臓を補いました。セイリン8本5mm刺入20分置針。今は2週間に1回通院されています。

2010年7月9日金曜日

寝たきりになりそうな症例について

80代女性の方、いろいろ持病があり、山のように薬を服用されていました。糖尿病、高血圧、睡眠障害、コレステロール値が高い、胃腸薬等です。実際に薬を拝見すると、薬だけでお腹が膨れそうな感じです。3年前にこのままいけば、寝たきりになるよ、薬の副作用で神経をやられて、寝たきりになるよとアドバイスしました。薬はクリニックに行く前だけ飲むようにアドバイスしました。週1回鍼治療に来てもらう。1年続けました。今は何とか自分の事は、自分で出来るそうです。1ヶ月1回来院されています。この方は、「上工治未病」の脈診で検査してみると、脾臓が強くなっていました。最初は、脾臓だけが強い感じだったので、腎臓を治療していました。何回か脈診をするうちに、腎臓が強い事が判明しました。脾臓と腎臓が強いタイプでした。何回か治療していくと、サイレント臓器が脈診で判るようになります。この方は肝臓を補いました。

2010年7月8日木曜日

体調不良について

60代女性の方、体調不良、鼻水、鼻づまり、不眠傾向、腸の調子が悪い等の症状がありました。「上工治未病」の脈診で検査してみると、脾臓が強くなっていました。心臓は脾臓を強めますから、ターゲット臓器から除外できます。後は肺臓と腎臓と肝臓のどれかが強くなっていないか、判定していけばいいのです。私が良くやる方法はこの場合は、肺臓に試し打ちをします。反応が出るか出ないかです。日本人の女性の場合、我慢するため、肝臓の脈が、出難い傾向にあります。慎重に検査してください。この方は肝臓も強い事が判明しました。治療は肺臓を補いました。鍼は初めてと言われたので、セイリン0番8本5mm刺入20分置針。この方のお話を伺うとグレープフルーツが大好きで今日もたくさん買ってきたそうです。酸っぱい物は肝臓が強い人は食べないように指示しました。この方も計2回の治療で完治しました。

2010年7月6日火曜日

坐骨神経痛について

60代男性の方、今年の4月に職場を変わったそうです。ストレスで疲れが溜まり熱が体にこもり、嫌な汗をかくようになったそうです。腰の痛み、坐骨神経痛もあるそうです。今休職中だそうです。「上工治未病」の脈診で検査して見ると、脾臓が強くなっていました。症状から腎臓の弱りである事が伺えます。その裏づけを取るために肺に試し打ちをしました。なぜか理由が判りますか。他に強くなっている臓器が、肝臓であるとすれば、肺臓がターゲット臓器です。心臓は最初から除外できます。なぜなら脾臓を強めるためターゲット臓器にはなりません。この方は他に強い臓器がなかったので、腎臓を補いました。2回の治療で完治しました。0番8本1センチ刺入20分置針。

2010年7月5日月曜日

緑内障について

70代男性の方、去年6月に眼圧が30になり手術されて、その後当院で、鍼治療をされている方が見えます。若い頃より無理をされて、60歳頃よりだんだん視野が欠けて現在、左目の下だけがわずかに見えるだけだそうです。「上工治未病」の脈診で検査すると、肺臓が強くなっていました。一つの強い臓器は判断しやすいのですが、もう一つ強い臓器がある時は、その臓器は非常に判断しずらい、罠を掛けて調べるしかないのです。脾臓は肺臓を強めるため除外します。もし、腎臓が強いとしたら、心臓がターゲット臓器となります。もし肝臓が強いとしたら、ターゲット臓器は心臓になります。もし心臓が強いとしたら、ターゲット臓器は腎臓です。この方は、心臓と肺臓が強いタイプです。治療は腎臓を補いました。セイリン0番8本接皮20分置針。眼圧は左が11と右が12だそうです。

2010年7月3日土曜日

腎臓病について

50代男性の方、去年の6月頃より、小便が黄色となり、泡が立つようになったそうです。今年の6月頃より、小便の泡立ちが多くなり、疲れやすく、体がだるいそうです。クリニックに受診を勧めましたが、これ以上酷くなればクリニックに行ってくれるそうです。「上工治未病」で脈診では、やはり腎臓が強くなっていました。他に強い臓器を慎重に検査しました。この方は他に強い臓器がありませんでした。治療は心臓を使いました。それと、なるべく、天然塩を取り、市販の醤油、味噌、塩をなるべく取らないようにしてくださいとアドバイスしました。天然の塩はミネラルのバランスが良く、代謝しやすいためです。0番8本5mm刺入20分置鍼。今日来院されて、最近針が効かなくなったと伺いました。再検査してみると、腎臓と脾臓が強くなっていました。治療は肝臓を補いました。

2010年7月2日金曜日

後縦靭帯骨化症について

60代男性の方、去年から、頸肩が酷く痛むので、整形を受診される。後縦靭帯骨化症と診断される。レントゲンで骨以外に白く見える所があったそうです。牽引、マッサージ等の治療を受けるが、改善されず、紹介で当院に来院される。「上工治未病」の脈診で診断すると、肺臓が強くなっていました。他に強くなった臓器がないか慎重に検査しました。最初の脈では肝臓も強く感じました。肝臓と肺臓が強いとターゲット臓器は心臓となります。この方は違いました。肝臓が弱ってくると、逆に強く見えます。この方は脾臓も強い事が判明しました。治療は肝臓を使いました。針は初めてだという事で、0番8本5mm刺入20分置鍼。

2010年7月1日木曜日

遠位型ミオパチーについて

60代女性の方、4~5年前より左足が動きが悪いのを意識し始める。整形外科巡りで時間を費やす、だんだん歩行が悪くなって、階段が上れなくなって、2年前に退職される。1年前より、鍼治療を始められる。この病気は体幹より遠い筋肉が失われていく病気です。「上工治未病」で脈診すると、肺臓が強くなっていました。他に強くなっている臓器を慎重に検査してみると、心臓も強くなっていました。腎臓がターゲット臓器でした。2回目は、肺臓のみが強く感じました。治療は肝臓を使いました。3回目は肝臓が強く感じられ、他に強い臓器がないか慎重に検査しました。肺臓が強く感じられ、心臓を治療しました。4回目は肝臓が強く感じられ、他に強い臓器がないか慎重に検査してみると、脾臓が強い事が判明しました。このように難病は、感じる脈が正しくないので速く修正しながら治療を進める事です。難病かもしれないと言われたら、すぐに「上工治未病」の鍼治療を始める事をお勧めします。