2010年8月31日火曜日

不眠症について

70代女性の方、3カ月前から、睡眠導入剤を飲んでも、寝れないそうです。寝れない事は、本当に辛い事です。アドレナリンの分泌過多症です。副交感神経に切り替えが出来ない状態です。時間は掛かりますが、針治療は良く効きます。「上工治未病」の脈診で検査しますと、第一印象は、肝臓と肺臓が両方強いように見えます。寝れないのは脾臓と関係してます。それも脾臓が強い場合が多い。罠を肺臓に仕掛けます。やはり反応がありました。肝臓と脾臓が強いタイプで治療は肺臓を補いました。セイリン8本7ミリ刺入20分置針。

2010年8月30日月曜日

難病になりそうな症例

50代女性の方、昨日も来院されましたが、右肩甲骨の下方の激痛は時々襲って来て、寝れなかったそうです。息苦しさはかなり改善されたそうです。今大学病院へ行けば、自己免疫疾患と診断されて、副腎皮質ホルモンを飲まされます。今が人生の分かれ目です。毎日でも、はり治療に来るよう指示しました。仕事も止めた方が良いとアドバイスしました。治療方針は一刻も早く、肺臓の機能を底上げする。「上工治未病」の脈診では、肝臓が強くなっています。これを調べるには方法があります。2つの方法があります。これが古典中医学の真髄です。現代では判定に使われていません。2000年前の判定方法です。今日はセイリン8本7ミリ刺入20分置針。

2010年8月29日日曜日

神経痛について

50代女性の方、2週間前より神経痛を発症される。場所は右の背中、右肩甲骨、腕の心包経ラインの激痛、近くの整形外科でマッサージの治療を受けてから酷くなる。今日は薬も効かない程酷い状態、辛いそうです。「上工治未病」の脈診で検査します。脈は肝臓と肺臓が強そうに診えました。この場合、罠は心臓、脾臓、どちらに仕掛けても良いと思います。私は経験から脾臓に仕掛けました。反応はありませんでした。また脈を見直します。肺臓の脈が一番強そうに感じられたので、もしかしたら弱いかもしれません。肺臓に罠を仕掛けました。反応ありました。ここ方は肝臓と脾臓が強いタイプです。治療から30分後、痛みは半減しました。必ずターゲット臓器が判れば鍼は良く効きます。セイリン0番8本5mm刺入30分置針。

2010年8月28日土曜日

頚腕症候群について

50代女性の方、去年位から症状は有ったのですが、今年の5月頃より頚、肩、背中、腰まで痛みが有り、だんだん酷くなっているそうです。お母さんの調子が悪いのが原因だそうです。最近朝起きると手が痺れるそうです。さらに頭痛があるそうです。4~5年前より、糖尿病と診断されて薬を服用されています。胃潰瘍、十二指腸潰瘍、手根管症候群で手術、逆流性食道炎等があるそうです。「上工治未病」の脈診で検査してみますと、肝臓と肺臓が強く感じられました。どちらかが弱いか、両方強いかを判定します。問診から得られた内容と経験から肝臓は強いはずです。肺臓に罠を仕掛けて見ます。反応がありました。この方は肝臓と脾臓が両方強いタイプか肝臓と心臓が強いタイプのどちらかです。とりあえず治療は肺臓を補いました。

2010年8月27日金曜日

パーキンソン パーキンソン病 パーキンソン症候群について

パーキンソンと診断されて、最初にどんな薬を処方されるかで、運命が決ります。パーキンソンの疑いがあれば、必ず専門医に掛かりましょう。いきなりドーパミン製剤を出されません。アーテン、カバサール等、非ドーパミン製剤を最初に処方されます。50代女性の方、パーキンソン病と診断されて2~3年ですが、アーテンしか処方されていませんでした。去年の暮れから通院されていますが、最近は3ヶ月に1度位お見えになります。調子が良いそうです。薬も減らしているそうです。本当に良かった。この方から判断しますと、薬はアーテン等の薬で、なるべく早く鍼治療を始める事をお勧めします。この方は「上工治未病」で脈診しますと、心臓と肺臓が強いように診えました。どちらかが弱いか、両方強い、場合と有ります。肺臓が強過ぎる感じがしたので、肝臓に罠を仕掛けました。反応はありませんでした。心臓が強いとして肺臓に罠を仕掛けました。反応はありません。もう1度脈を見直します。どこかにサイレントの臓器が隠れています。サイレントの臓器は肝臓、腎臓になります。もう1度肝臓、腎臓の脈を確かめます。どうも、肝臓に問題が有りそうです。罠は脾臓に仕掛けました。反応がありました。この方は肝臓のみ強くなっていました。治療は脾臓を補いました。セイリン8本7ミリ刺入20分置針。

2010年8月26日木曜日

五十肩について

40代男性の方、3ヶ月前より肩に痛みを発症される。左腕の挙上と回外時に痛みが酷くなるそうです。整形外科に3ヶ月程通ったそうですが、だんだん酷くなっているそうです。痛み止めと湿布が処方されたそうです。「上工治未病」で脈診しました。第一印象では、心臓が強そうに診えました。他の臓器と比較してみます。少し他の臓器の脈とは異なる感じがしました。多分心臓は弱っていると思いました。心臓が弱るパターンは腎臓が強い時、肺臓と肝臓が強い時のどちらかです。この方は肺臓はむしろ弱くみえました。逆もありえますから、罠を心臓に仕掛けました。反応がありました。とりあえず治療は心臓を補いました。だんだん、腎臓が強いタイプ、肝臓と肺臓が両方強いタイプ、の判定が後回しになりますが、とりあえず心臓を補いました。この方は鍼灸は初めてだったので、セイリン0番8本5mm刺入20分置針。

2010年8月23日月曜日

急性腰痛症について

60代女性の方、8月16日の朝より、右の股関節と腰の痛みが発症される。マッサージをされたがだんだん痛みが強くなっているそうです。寝て起きる時は痛みが少なく、動き出すと痛くなるそうです。16日は戌の日です。土に関係しています。3年前にも同じ症状があったそうです。この時は整形で痛み止めの注射をされたそうです。他には4年前より緑内症を発症される。眼圧は高くないタイプだそうです。コレステロールの薬を服用されています。「上工治未病」の脈診で検査します。第一印象は脈が弱く、判り難いタイプです。経験から脾臓が強いタイプと判断して、肝臓に罠を仕掛けます。反応はありませんでした。腎臓に罠を仕掛けました。反応がありました。この方は、やはり脾臓が強いタイプでした。治療は腎臓を補いました。セイリン8本0番1センチ刺入20分置針。

2010年8月22日日曜日

喘息について

50代女性の方、7月20日位に風邪を引いて、その後、咳が出て辛いそうです。痰も絡むそうです。もう1ヶ月も続いています。クリニックでは喘息と診断されて、気管支拡張剤を服用されています。この薬の副作用で、夜の眠りが浅くなるそうです。寝ても疲れが取れなくて辛いと訴えています。古典中医学では、これはある臓器が弱った表れと考えます。「上工治未病」の脈診で検査しました。この方は脈が判りづらいタイプです。慎重に検査しました。第一印象は、肺臓と肝臓と心臓が強いタイプに見えます。3つ強いのはありえません。弱い臓器を選ばないといけません。患者さんの訴えで、最近、歩くのに足が前に出ない事がある。この言葉がキーワードです。これは心臓を守ろうとする表れです。罠は心臓に仕掛けて様子を診ました。やはり反応がありました。この方は、肺臓と肝臓が強いタイプです。治療は心臓を補いました。セイリン0番4本3ミリ刺入10分置針。

2010年8月21日土曜日

パーキンソン パーキンソン病 パーキンソン症候群について

40代男性の方、4~5年前からパーキンソン病と診断されて、ドーパミン製剤1日3錠服用。当院には2年前より通院されています。今年の5月位より動きが悪くなる時が出てきて、仕事に差し支えがあるそうです。8月9日より、専門医で処方された薬に変えられる。2~3日は動きが悪く心配で元のドクターに受診されるが、しばらく我慢してくださいと説得されて様子を見ていたら、だんだん薬に慣れてきて、元の状態に復帰されました。ただ、夜が動きが悪いので、夜に1錠増えたそうです。そのおかげで、朝の動きが少し良くなったそうです。とにかくまだ、定年まで20年近くあります。何とか少しでも長く仕事が出来るように鍼治療をされています。「上工治未病」の脈診では、心臓と肺臓が強く見受けられました。どちらかが強くてどちらかが弱いか、さらに両方強い場合も有ります。ここでキワードは今年の5月位から悪くなったと言葉です。5月は心臓にエネルギーが加わる月です心臓が強い可能性が大きいです。慎重に心臓の脈を触ってみます。沈、中、表の脈をゆっくり調べます。肺臓の脈を比べます。ここでさらに肺臓に罠を仕掛けて様子を診ました。反応がありました。この方は、心臓が強いタイプでした。治療は肺臓を補いました。

2010年8月20日金曜日

脊椎管狭窄症について

80代女性の方、股関節が悪く手術も60代の頃から、整形で勧められていました。手術がどうしても嫌だったので、その他の治療、カイロ、手技療法、骨盤調整等の治療を受けてきたそうです。当院には5年前より通院されています。今は、脊椎管狭窄症の為、100メートル位の距離を歩くと足が前に出なくなるそうです。右足の向こう脛辺りが火照って夜寝る時辛いそうです。「上工治未病」の脈診で検査してみますと、この方は脈は弱く,判り難い脈でした。心臓と肺臓が強そうに診えました。どちらかが弱いはずです。アップアップしている臓器は本当に強そうに診えます。この場合は経験により、肺臓が強いと判定しました。他に強い臓器がないか慎重に検査しました。肝臓に罠を仕掛けて様子を診ました。反応はありませんでした。と言う事は肝臓が強い可能性があります。心臓に罠を仕掛けました。反応がありました。この方は肝臓と肺臓が強いタイプでした。治療は心臓を補いました。

2010年8月16日月曜日

打撲による膝関節痛について

40代男性の方、7月始め頃、自転車で転んで左膝を打撲される。さらに、擦り剥いた傷から菌が進入して炎症。抗生物質で炎症を完治。しかしまだ膝が痛いので来院される。免疫力も低下されています。「上工治未病」の脈診で診断しました。脈はやや速く、心臓、肝臓、脾臓が強く感じました。この中でどれかが、弱いはずです。さらにこの方はアトピー性皮膚炎と喘息が持病に有ります。この二つの病は肺臓に関係があります。肺臓が弱いか、強いかのどちらかです。経験から、多分肺臓が弱いと思われます。そこで肺臓に罠を仕掛けました。反応がありました。これから肝臓と脾臓が強場合と心臓のみが強い場合のどちらかです。経験から脾臓と肝臓が強くなるタイプです。心臓がアップアップして働くから、強く診えているだけです。

2010年8月15日日曜日

うつ病について

40代男性の方、今年の5月位から、うつの薬を朝、晩1錠づつ服用される。朝、薬を飲むと気分が悪くなるので、夜だけ1錠服用されています。鍼治療を始めてから3カ月位、週1回で通院されています。ここ2週間位、夕方位になると、頭の回転が悪くなるそうです。それに、木、金曜日になると、うつが酷くなるそうです。夏ばてもあると思いますが、刺激の量を2割増しにしました。この方は、「上工治未病」で診断しますと、肝臓が強いタイプでした。他に強い臓器がないか慎重に判断しました。脾臓が強いか弱いかで難しい判断でした。通常肺臓に罠を仕掛けます。しばらくして肺臓に反応が出ませんでした。治療は肝臓のみ強いタイプで、治療は脾臓を補いました。しかし、2ヶ月を過ぎた頃、咳が出始めました。もしかしたら、脾臓が強い可能性があると思い、肺臓に罠を仕掛けたら、肺臓に反応が出ました。この時は肝臓と脾臓が強いため肺臓を補いました。後でこれは風邪を引いて肺臓に反応が出ていたためだと判り、今は脾臓を補っています。このように風邪を引いていると、判断がかなり難しくなります。

2010年8月14日土曜日

パーキンソン パーキンソン病 パーキンソン症候群について

60代女性の方、ネットで株の売買をして最初はかなり儲けたそうです。リーマンショックで、一気に損をして、体調不良になられたそうです。最初は家族の方はうつ病だと思い、診療内科を受診されたそうです。うつの薬を飲むと寝たきりみたいになられたそうです。その事を、ドクターに行っても聞いてもらえず、他の診療内科の先生に受診されたそうです。3ヶ月位薬を飲んだそうです。その先生から、これはうつ病ではなくて、パーキンソンかもしれないので、専門の病院へ行くように指示される。大学病院でパーキンソン病と診断される。薬を飲み始める。1年後鍼治療を始められる。「上工治未病」の脈診で検査してみるが、脈が判り難い、血圧が上が100位だそうです。ドーパミン製剤は血圧降下作用がありますから、余計に低く出ます。脾臓が強い事が判明。他に強い臓器が有るか検査しました。心臓は除外します。肺臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓です。もし腎臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓です。もし肝臓が強いとしたらターゲット臓器は肺臓です。罠をどこに仕掛けたら早く判断出来るか。私は肺臓に罠を仕掛けました。反応はありませんでした。この方は腎臓が強い事が判り、治療は肝臓を補いました。

2010年8月13日金曜日

足首より下の肝経ラインの酷い痛み

昨日の3時位から急に痛み始めてだんだん痛くなって来たそうです。足を引きずって来院されました。来るのに大変な思いをされたそうです。原因を聞いても思い当たる事は何にもないそうです。これは月、日、時間が関係してきます。8月は申、肺臓に関係します。昨日は午、心臓に関係します。時間帯は申、肺臓に関係します。肝経ラインの痛みを考えて、どうも肺臓に問題が有るようです。「上工治未病」の脈診で肺臓の様子を伺います。確かに第一印象では肺臓は強そうです。この逆もありますから、罠は肝臓に仕掛けます。反応が有りました。この方は肺臓が強いタイプの人です。治療は肝臓を補いました。昨日と今日の計2回の治療で完治しました。この方のお姉さんも最近足首の同じような所が痛みがあって、整形外科に通っているそうですが、1ヶ月が経っても良くなっていないそうです。

2010年8月12日木曜日

目の周りの筋肉の痙攣について

60代女性の方、6月位に急に目の周りの筋肉が痙攣を発症される。自分でも経験がありますが、本当に嫌な症状です。他に症状は、肩凝り、脹脛が攣り易い等でした。「上工治未病」で脈診しました。肝臓が強くなっていました。他に強い臓器がないか慎重に判断しました。最初診た第一印象では、肺臓が強い感じがしました。しかし実際は無理して働いて強く見えるだけかもしれません、本当は弱いかもしれません、今回は脾臓に罠を仕掛けて様子を診ました。反応がありました。この方は肝臓のみ強くなっているタイプでした。治療は脾臓を使いました。もう一つ注意しなくてはならないポイントは逆に弱く見えて、実際は強い場合があります。強い場合、少し働けばいいから弱く見えます。この鑑別を間違えない事です。もし仮に間違えても患者さんにお話を伺いながら、修正していけば改善されます。患者さんも素直にそのまま状態を言ってください。悪くなってたら、悪くなったとはっきり言ったほうが最善の治療が出来ます。

2010年8月10日火曜日

神経痛について

40代女性の方、痩せようと思われて、スポーツジムに行かれたそうです。次の日から右背中から頸、腕にかけて痛みを発症されました。翌々日に来院されました。「上工治未病」で脈診してみると心臓が強そうに診えました。腎臓の中位の脈が両方強く感じました。心臓と腎臓のどちらかが、強くて、もう一つは過度に働かせれている可能性があります。この場合、私は心臓に罠を仕掛けました。この罠に反応がありましたので、腎臓のみが強い事が判りました。治療は心臓を補いました。強く感じる脈は注意が必要です。本当に強いのか、限度を超えて働かされているのか、慎重に判断しなければ、正しい治療は出来ません。初診の診察の時はコーヒー、カフェイン入りのドリンクは飲まないでください。脈を正しく判定しづらくなります。体調が悪いほど鍼の痛みは感じにくくなります。安心して受診してください。この方は計4回の治療で痛みはほとんど消失されました。

2010年8月9日月曜日

急性腰痛症について

50代男性の方、1週間前より、右腰が痛むそうです。特に中腰になると痛みが増すそうです。「上工治未病」で脈診してみると、脾臓と肝臓が強そうに診えました。弱い時も強いと錯覚しそうな脈もありますから、慎重に検査しました。この方は脾臓は強い事が判明。他に強い臓器がないか判定します。罠は腎臓に仕掛けました。なぜなら、肝臓の状態もよく判るからです。反応がありました。この方は脾臓のみが強いタイプです。治療は腎臓を補いました。明日から仕事なので、セイリン0番8本2センチ刺入20分置針。

2010年8月8日日曜日

自律神経失調について

徹夜明けになると、眠たいけれど、寝てもすっきりしない。なぜだか判りますか。自律神経が休むモードになっていないからです。交感神経が邪魔して副交感神経に戻せないからです。副交感神経に戻すのは、直接神経を刺激するのが最も有効です。他には汗を出す事です。運動でも、サウナでもいいです。汗をかく事は自律神経を再起動させてくれます。40代男性の方、仕事がマスコミ関係なので、徹夜が良くあるそうです。仕事なら仕方ないですよね。針で自律神経を再起動させましょう。「上工治未病」で脈診してみると、肺臓が強いことが判明しました。触った直後に強く感じた脈でしたが、弱い事もありえるので、慎重に検査しました。脾臓は除外できます。もしも腎臓が強いとしたら、ターゲットは心臓です。肝臓が強いとしたら、ターゲットは心臓になります。肺臓のみ強いとしたら、たゲットは肝臓になります。肝臓に罠を仕掛けて様子を診ました。反応はありました。この方は肺臓のみ強いタイプです。治療は肝臓を使いました。セイリン8本1センチ刺入20分置針。

2010年8月7日土曜日

体調不良による耳の閉塞感について

40代女性の方、1週間前より、右耳が聞こえ難い。耳鼻科にて、疲労のため、水が耳に溜まる軽い症状であると診断されたそうです。もう一つ足の浮腫があるそうです。「上工治未病」で診断してみますと、脾臓が強い感じがしました。脈が怖いのは、余りにも強いとかえって弱く見える時もあります。また弱いと強く感じる事があります。他の脈とかけ離れて強くないかも診断のポイントです。この方は検査の結果脾臓が強いタイプでした。他に強い臓器がないか慎重に判断しました。足の浮腫みがあるので、経験により腎臓に反応があるか腎臓に罠を仕掛けて診ました。反応がありました。この方は脾臓のみ強いタイプでした。治療は腎臓を補いました。治療後足の浮腫が消失したそうです。セイリン8本5mm刺入20分置針。

2010年8月6日金曜日

冷房病について

最近はバスの中、デパート等エアコンが良く効いていますね。体調が悪いと体に冷えが入って来て、冷房病となります。1枚上着を持って行くとか対策を考えてください。50代女性の方、バスが酷く冷えていて、急に体調をくずされて、来院されました。「上工治未病」の脈診では肺臓に異常がありました。肺臓が強く感じました。これは肺臓が強いか弱いかです。この場合、肺臓が弱って逆に強く感じる症例でした。強い臓器は脾臓が確認されました。他に強い臓器を検査しました。腎臓に罠を仕掛けて様子を診ました。反応はありませんでした。故に他に強い臓器は存在します。この罠で腎臓が強いことが証明されました。治療は肝臓を補います。今回は、肺臓も補いました。セイリン8本5mm刺入20分置針。

2010年8月5日木曜日

神経痛について

30代女性の方、8月1日の夜より皮膚がピリピリするなと思っていたそうです。翌日起きると手と足の皮膚表面がピリピリして酷い痛みを発症される。皮膚科に受診される。神経内科を紹介される。持病としてうつ病あり、1ヶ月位前に、テグレトールが追加されて、その副作用かも知れないと主治医の先生に相談。テグレトールと鉄剤を止めるように指示されたそうです。少し痛みは軽減したそうです。「上工治未病」で脈診しました。脾臓が強くなっていました。さらに強い臓器がないか慎重に検査しました。脈より肺臓が強そうな感じですが、強いのは逆もありますから、慎重に検査しました。ここで私が使ったのは、腎臓に罠を仕掛けて様子を診ました。反応はありませんでした。これでこの方は肺臓が強い事が証明されました。治療は肝臓を補いました。セイリン0番8本5mm刺入20分置鍼。

2010年8月3日火曜日

神経痛について

40代女性の方、痩せるため、スポーツジムでトレーニングしてから、右の肩甲骨、肩、右腕にかけての神経痛様の痛みを発症された方が来院されました。調子を伺うと、1回の治療でかなり改善されたと伺いました。早ければ早いほど、はり治療は良く効きます。この方は「上工治未病」の脈診で腎臓が強い事が判明。2回目が非常に大事です。他に強い臓器がないか慎重に判断しましす。脾臓に罠を仕掛けて様子を診ました。反応がありませんでした。これは肝臓が強いか弱いかを調べるためです。この方は腎臓のみ強くなっていました。治療は心臓を補いました。セイリン8本5mm刺入20分置針。

2010年8月2日月曜日

夏ばてについて

70代女性の方、夏ばて気味、背中の痛みがなかなか取れないそうです。逆流性食道炎、頸肩の痛み等。マッサージに行って背中の痛みは取れたそうです。マッサージの翌日から、2日寝込んだそうです。確かにこの夏は暑さが厳しいです。上工治未病はそんな貴方をお助けします。脈診では肝臓が強い事が判明。他に強い臓器がないか慎重に判断腎臓はターゲット臓器から除外。もし心臓が強いとしたらターゲット臓器は肺臓になります。もし脾臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肺臓になります。もし肺臓が強いとしたら、心臓がターゲット臓器になります。肝臓のみ強いとしたら、脾臓がターゲット臓器になります。それを頭に入れて、脈をもう1度見直します。あまりにも強すぎるのは弱い証です。必死に働こうとしているから脈が強く見えます。この方は一見肺臓が強そうに見えます。他の脈と比べて著しく強い場合は罠を肺臓に仕掛けます。この方はやはり脾臓が強い事が判明。肝臓と脾臓が強くなっていますから、治療は肺臓を補いました。セイリン8本5mm刺入20分置針。

2010年8月1日日曜日

神経痛について

40代女性の方、痩せたいので、5日前にスポーツクラブで運動して、その時から右頸、肩、肩甲骨、右手の三焦経ラインに痛みが発症される。2日前より痛みが強くなる。朝起きる時が一番辛いそうです。「上工治未病」で検査してみると、左右とも中位の部位で腎臓の脈が強く感じられる。腎臓が強い可能性が高い。肺臓はターゲット臓器から除外します。もしも肝臓が強いとしたら、ターゲット臓器は脾臓になります。心臓が強いとしたら、ターゲット臓器はやはり脾臓になります。脾臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓になります。この方は肝臓が強そうに見えたので、罠は脾臓に仕掛けました。この方は反応が出なかったので、腎臓のみ強いタイプでした。治療は心臓を補います。この方のように、急に痛みが出て来る事は心臓を保護しようとする自律神経の働きによるものです。セイリン8本5mm刺入20分置鍼。