2010年10月5日火曜日

脳幹出血の後遺症について

70代男性の方、5年前に脳幹出血ですぐ救急車で運ばれて、倒れてから1時間以内に処置されたそうです。動きはかなり良さそうです。症状は、右下肢の動きが良くないのと、右足首から下が痛みがあって、痺れているそうです。足の指が動かしにくい。足の裏の感覚が悪いそうです。良く転ぶそうです。何とかならないかと来院されました。「上工治未病」で脈診してみると、弦脈でした。心臓と肺臓が強そうに感じました。これだけの病気ですから、まず脈は狂っています。これは経験から過去に同じ脈に遭遇した事があります。この方は罠は肺臓に仕掛けました。反応がありました。治療は肺臓を補いました。この方は、肝臓と脾臓が強いタイプと思われます。延べ人数5万人を治療して来ましたから、経験とはありがたいものです。治療後、脚の感じがかわって、脚の指が動かせる様になって足の裏が感覚が戻って来たそうです。本当に良かったです。

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