2010年7月31日土曜日

潰瘍性大腸炎について

40代男性、4年前に潰瘍性大腸炎と診断されて、朝夜2錠づつ服薬中です。症状は腹痛と下痢です。今は症状が落ち着いているそうです。この方を「上工治未病」で診断しますと、脾臓が強くなっていました。他に強い臓器がないか慎重に検査しました。ターゲット臓器にならない心臓は除外します。肺臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓です。腎臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓です。肝臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肺臓です。脾臓のみ強いとしたら、ターゲット臓器は腎臓です。脈診より、肺臓の異常が見られるため、罠を肝臓に仕掛けます。この方は肝臓に反応が出なかったので、脾臓のみが強くなっていました。治療は腎臓を補いました。セイリン8本1センチ刺入20分置針。

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