2010年7月29日木曜日

難病治療の難しさ

難病の方は、自律神経が狂っています。その狂いを修正してあげる事が、一番の治療法です。口で言う事は簡単ですが、これが非常に難しい事です。診断法が通用しないからです。脈が整えば、効き目は必ず現れます。60代女性の方、4~5年前から、足の具合が悪くなられたそうです。病院の説明だと、筋肉が無くなっていく病気、遠位性ミオパチーと診断されました。だんだん悪くなっていると伺いました。鍼をしても、変化ないそうです。針が効かない事はないはずです。少なくても現状維持位は出来るはずです。上工治未病の脈診では、肺臓に異常を感じました。肺臓が強いか、弱いかのどちらかです。この方は肺臓の弱りからくる脈でした。この方は脾臓が強くなっていました。他に強くなっている臓器を慎重に検査しました。さらに肝臓が強い事が判明。治療は肺臓を使いました。しかしなかなか結果が出ません。背中の肺臓の経穴がずれている事が判明。3センチ上のラインの肺臓を治療しました。治療後良い感じがすると伺いました。狂いがない様、背中の経穴は何度も何度も検査しました。やっと今、狂いがようやく修正出来ました。

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