2010年7月25日日曜日

健康維持のはり治療について

70代女性の方、お医者さんは嫌い、薬は飲みたくない、今仕事をしているので、出来るだけ続けたい。症状は、頸肩の凝り、痛み、肩甲骨の内側の痛み等がありました。通院して8年が経ちます。2週間に1度来院されます。年々体は弱くなっているが、仕事には影響ないそうです。この方は、「上工治未病」の脈診で診断してみると、腎臓が強くなっていました。他に強くなっている臓器を慎重に検査しました。肺臓は除外できます。肝臓が強いとしたら、脾臓がターゲット臓器です。もし心臓が強いとしたら、ターゲット臓器はやはり脾臓です。もし脾臓が強いとしたら、ターゲット臓器は肝臓になります。脈から心臓に異常を感じて、脾臓に罠を仕掛けて様子を見ました。この方は心臓が強い事が判明。治療は脾臓を補いました。健康維持にも鍼治療は有効です。8年間大きな病気にならず、健康を維持できました。医者嫌いの方にお勧めします。

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