2010年4月26日月曜日

中耳炎と自律神経失調について

50代女性の方、2ヶ月前に中耳炎を発症される。クリニックで治療される。薬の服用と、空気を通す事で改善されるが、繰り返す事が心配で当院に来院される。「上工治未病」の脈診で調べて見ると脾臓の亢進が診られました。他に亢進している臓器がないか慎重に検査しました。この時は他に亢進がなかったので、腎臓の経穴を使いました。最初の脈は間違えが多いので初診の方は、毎回検査するようにしています。3回目にこの方の話を伺う時に、どうも腎臓ではない気がして、さらに慎重に検査しました。肝臓も亢進しているのが判明しました。治療は肺臓を治療しました。呼吸が合わないと治療ができません。呼吸が合うまで脈診し続けます。この方は呼吸を合わせるのに30分以上掛かりました。呼吸が合わない原因は自律神経が大きく関係しています。これを再起動させる事が最も重要です。

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