2010年4月21日水曜日

頚椎症による右手の痺れについて

40代女性の方、去年夏頃から右手の痺れを発症される。心配なので、整形に受診される。頚椎の骨と骨の間隔が狭い、頚椎6番7番に骨棘が出来ているとの診断でした。病院に毎日通って、マッサージ、牽引、理学療法で治療したが、その時は痺れは収まっているのですが、2時間位で、元の状態に戻る状態でした。心配になって針治療を希望されて、来院されました。「上工治未病」で診断すると、最初に腎臓の亢進が診られました。この時は、他に亢進している臓器はなかったので、心臓を補いました。テイクアウト鍼も併用しました。2回目の来院の時、さらに詳しく脈を検査してみると、脾臓の亢進も発見しました。治療は肝臓の経穴を使います。このように1回だけでは本当の体の状態は、判りません。皆様にお願いします。最低4~5回は鍼治療をしてみてください。

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