2010年4月25日日曜日

パーキンソン病 パーキンソン パーキンソン症候群について

70代女性の方、4~5年前からパーキンソン病と診断されて、ドーパミン製剤1日3回1錠づつ服用されています。2年前から当院に通院されています。症状は、動作が鈍い、歩行が一人では困難。左手が握手をする状態で固まっています。以前、転んで頭を打って、その後遺症かも知れないとの診断でした。手を触ってみても脈は弱く、温もりもほとんどない状態でした。この方は血圧降下剤も服用されています。ドーパミンは血圧を下げる作用があります。さらに血圧降下剤を飲んでいるせいで、上が100位しかありません。血圧の下げすぎで左手の血流が悪いと思い患者さんに、この事を説明しました。血圧降下剤を止めて、2ヶ月で左手に温かみがでて来ました。本当に良かったです。血液は末端から末端まで行き渡らないと自律神経に影響します。

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