2010年11月28日日曜日

パーキンソン病について

70代女性の方、2年前、五十肩でマッサージ治療を受ける。その時、マッサージの先生に右手が震えているので、病院で調べて貰った方が良いよとアドバイスされる。専門医でパーキンソン病と診断される。薬はアーテンのみ。良かったです。テイクアウト鍼も併用出来ます。既往症は高血圧です。降下剤服用。血圧は自律神経が判断して、これ位の血圧が必要だと心臓を働かせます。これを無理に薬で下げると言うことは、体に相当負担を掛けます。血流量が減り、酸素、栄養物等の流通が阻害され、渋滞を起こし、動作が鈍くなります。その結果、手の振るえ等の障害も起こりやすくなります。パーキンソン病と疑われやすくなります。しかし、降下剤を服用して血圧が下がり、脳卒中が防げた可能性もあります。人の体は微妙です。この方は「上工冶未病」の脈診で診断しました。第一印象では、脈は判りづらいです。キーワード手の振るえ、これは肝臓に関係しています。話し方が聡明な方なので、脾臓が強い可能性が高い罠は肺臓に仕掛けました。反応ありました。この方は肝臓と脾臓が強いタイプの方です。治療は肺臓を補いました。

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