2010年11月5日金曜日

喘息について

70代女性の方、2~3年前から喘息と診断される。夜寝る時に咳き込みが始まり、起きないと、苦しくて仕方ないそうです。首、肩、背中が酷く凝って、疼痛があるそうです。寝る前は体を休めるモードの為、気管支は狭くなってきます。気管支拡張剤を注入すると、気管支は拡張しますが、寝た気がしなくなります。難しい治療となります。「上工冶未病」は副交感神経にシステムを戻しますから、気管支は狭くなります。これを、喉の経穴で調節します。咳が出たら、天突に円皮針を張ります。張り続けて咳が出てきたら、円皮針を取ります。これを繰り返します。「上工冶未病」の治療を繰り返します。この方を「上工冶未病」の脈診で調べます。脈が非常に判りづらいタイプです。沈脈に分類されます。押す力が均一でないと判定しづらい。この方は肺に問題がありそうです。メタボ体質なので、検査1で脾臓を調べました。脾臓は強いタイプです。肺臓に罠を仕掛けました。反応ありません。心臓と脾臓と、肺臓は除外します。残りは腎臓か肝臓です。腎臓に罠を仕掛けました。反応ありました。この方は脾臓が強いタイプで、治療は腎臓を補いました。

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