2010年11月11日木曜日

パーキンソン パーキンソン病 パーキンソン症候群について

50代女性の方、パーキンソン病、背中が曲がって来る、やや右に傾いている。今日来院時問診して、前回治療後、その夜から、肝臓のポイントに痛みを出す。夜痛みで目が覚めると伺いました。これは明らかに臓器の逆転現象です。腎臓がある程度強くなって、肝臓を追い抜いた可能性があります。「上工冶未病」で脈診しました。やや、弦脈を示しています。これは肝臓に関係しています。どうも肝臓が弱ったらしい。初めて、来院された時は、脾臓と腎臓が強いタイプと判定しました。2回目来院時に、良くないと伺いました。慎重に再検査しました。脾臓のみが強いタイプと判定しました。治療は腎臓を補いました。難病になりますと、脈が不安定です。ある程度処方を決めて、治療しないと結果は判りません。体の中のバランスの状態が正しく反映されている訳ではないので、難しいところです。その時点では肝臓より腎臓のレベルが下がっていたのは、間違いないので、それで、治療を進めていくうちに、腎臓と肝臓の強さが逆転した。本当の体質が見えてくる。患者さんの話を良く聞いて、どこかに誤りがあったら正していく作業が重要です。

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