2010年12月12日日曜日

パーキンソン病について

50代男性の方、今年の1月位から、夕方になると、足が重たくなり、動作が遅くなる等の症状があるそうです。名大での心臓と脳の検査では、パーキンソン病でないそうです。本当に良かったです。このように、体が重い、特に足が重い、動作が遅くなるという症状は、他にもあります。古典中医学ではこれを未病と言ってます。どういう事か、簡単に言いますと、人間には五臓あります。肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓です。この中のどれかが著しく弱った事を指します。その弱った臓器を保護する為に、体の動きを制限します。これが動作が遅くなった、足が重い等の症状となっているだけです。こんな状態で病院へ行けば、パーキンソン病に認定されてしまいます。未病は「上工冶未病」で治療するのが一番です。中医学とは違います。古典中医学「上工冶未病」です。この方は肺臓のみ強いタイプでした。治療は肝臓を補いました。今日で6回目ですが、調子は良いそうです。まだ2~3日しか鍼の効き目は持たないですが、10ヶ月すれば、肝臓の底上げされて、日常生活がもっと楽になられます。

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