2010年12月5日日曜日

難病について

60代女性の方、今年の5月頃から肛門の入り口周辺、膣周辺に常時痛みを感じる。夜も痛みで寝れないそうです。特に椅子に座るとジンジンして、そこが、絞るように痛くなり、座れない。そこが乾燥しているように感じる。肛門科を受診される。肛門が腫れている。肛門神経痛と言われたそうです。治らないと言われたそうです。痛み止めにロキソニンを飲んで、気分が悪くなる。婦人科を受診される。膣にポリープがあると言われ、切除。女性ホルモン、軟膏を出される。さらに悪化。この方を「上工冶未病」で診断しました。第一印象は脈は判りづらい。キーワード肛門、膣から、腎臓が思い浮かぶ。腎臓は二窮と関係します。腎臓は二陰と関係します。この事から腎臓が強いか弱いかのどちらかです。痛みなので、充血を意味します。これは腎臓が強い事を表しています。さらに他に強い臓器がないか慎重に検査します。この方は神経質なので、罠は肝臓に仕掛けました。反応ありました。この方は腎臓と脾臓が強いタイプです。治療は肝臓を補いました。今日で4回目です。少しづつ良くなっているそうです。

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