2011年3月10日木曜日

肛門神経痛について

50代女性の方、1年前より、肛門、その周辺が痛みを発症。8つの肛門科を受診されたそうです。炎症があるので、副腎皮質ホルモンを処方される。症状が悪化。精神安定剤を出されて、肛門神経痛です。一生治らんからと言われたそうです。辛かったそうです。肛門神経痛は古典中医学では簡単な疾患に入ります。原因は腎臓が強いからです。どういう事?腎臓が強いと、腎臓に体内の血を集めます。この血が行き場所がなくなって、腎臓の支配する2陰「肛門、膣」に流れ込んで、充血します。痛みを出します。治療は腎臓を弱めればいいのです。この方は腎臓と心臓が強いタイプで治療は、脾臓を補いました。ただし脾愈は、私が発見した脾愈を使っています。場所は骨盤上端から1つ下が脾愈ラインです。鍼灸が発展する為にあえて、公開します。

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