2011年8月30日火曜日

夏ばてについて

30代男性の方、夏ばてで、体がだるいそうです。健康診断の血液検査で、肝臓の数値が高いと言われたそうです。去年も、夏に肝臓の数値が高かったそうです。治療はしましたかと伺いました。当院で針治療をしただけだそうです。傷寒論には肝臓の薬の小柴胡湯にこう書いてあります。「傷寒5~6日黙々として飲食を欲せず。」肝臓が本当に病気なら、食欲がないはずです。この方に、食欲はありますか?とお聞きしたら、ありますと返事を頂きました。つまりこうです、この方はもともと肝臓の数値は、夏になると、高くなる体質です。これを西洋医学は病気と考え、肝臓の数値を元に戻すことしか頭にありません。病気にされてしまいます。何で数値に拘るんでしょうか?健康とは血液検査がすべて正常をさすのですか?こんな事をよく耳にします。去年の検査で異常がなかった。今年の検査で、大腸がんの末期と診断されたそうです。こういう事ですかね。検査の翌日からがん細胞が大きくなり、手遅れとなった。こんな検査はまったく無意味ですよね。それでもあなたは検査されますか。

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