2011年6月11日土曜日

肺がんとパーキンソン病について

60代男性の方、4年前に大腸ガン。3年前に脊椎管狭窄症。1年前に肺に転移が見つかる。抗がん剤治療を始める。その後、抗がん剤の副作用で、去年の12月より、酷い前傾姿勢と動作が遅くなる等の症状より、パーキンソン病と認定。ドーパミン製剤を朝、晩1錠づつ服用される。今年の3月当院来院される。この方は、腎臓と心臓が強いタイプで、治療は脾臓を補いました。当院の脈による薬の合う、合わないの法則により、この方はドーパミンが合います。ドーパミンを飲んでも、前傾姿勢、動作が遅くなる等の改善が見られないのは、この方はパーキンソン病でないと思います。脈診が出来れば、診断を誤る事はありません。医学部の必須科目に脈診を入れてください。これで誤診が少なくなります。今日でドーパミンを止めて1ヶ月になります。やや体が動きが悪い、体が重たい等の症状はありますが、薬を止めて禁断症状の1つです。ドーパミンの身体依存性が影響しています。ドーパミンは麻薬に近い構造をしています。よく止められたと思います。本当に良かった。

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