2010年7月9日金曜日
寝たきりになりそうな症例について
80代女性の方、いろいろ持病があり、山のように薬を服用されていました。糖尿病、高血圧、睡眠障害、コレステロール値が高い、胃腸薬等です。実際に薬を拝見すると、薬だけでお腹が膨れそうな感じです。3年前にこのままいけば、寝たきりになるよ、薬の副作用で神経をやられて、寝たきりになるよとアドバイスしました。薬はクリニックに行く前だけ飲むようにアドバイスしました。週1回鍼治療に来てもらう。1年続けました。今は何とか自分の事は、自分で出来るそうです。1ヶ月1回来院されています。この方は、「上工治未病」の脈診で検査してみると、脾臓が強くなっていました。最初は、脾臓だけが強い感じだったので、腎臓を治療していました。何回か脈診をするうちに、腎臓が強い事が判明しました。脾臓と腎臓が強いタイプでした。何回か治療していくと、サイレント臓器が脈診で判るようになります。この方は肝臓を補いました。
2010年7月8日木曜日
体調不良について
60代女性の方、体調不良、鼻水、鼻づまり、不眠傾向、腸の調子が悪い等の症状がありました。「上工治未病」の脈診で検査してみると、脾臓が強くなっていました。心臓は脾臓を強めますから、ターゲット臓器から除外できます。後は肺臓と腎臓と肝臓のどれかが強くなっていないか、判定していけばいいのです。私が良くやる方法はこの場合は、肺臓に試し打ちをします。反応が出るか出ないかです。日本人の女性の場合、我慢するため、肝臓の脈が、出難い傾向にあります。慎重に検査してください。この方は肝臓も強い事が判明しました。治療は肺臓を補いました。鍼は初めてと言われたので、セイリン0番8本5mm刺入20分置針。この方のお話を伺うとグレープフルーツが大好きで今日もたくさん買ってきたそうです。酸っぱい物は肝臓が強い人は食べないように指示しました。この方も計2回の治療で完治しました。
2010年7月6日火曜日
坐骨神経痛について
60代男性の方、今年の4月に職場を変わったそうです。ストレスで疲れが溜まり熱が体にこもり、嫌な汗をかくようになったそうです。腰の痛み、坐骨神経痛もあるそうです。今休職中だそうです。「上工治未病」の脈診で検査して見ると、脾臓が強くなっていました。症状から腎臓の弱りである事が伺えます。その裏づけを取るために肺に試し打ちをしました。なぜか理由が判りますか。他に強くなっている臓器が、肝臓であるとすれば、肺臓がターゲット臓器です。心臓は最初から除外できます。なぜなら脾臓を強めるためターゲット臓器にはなりません。この方は他に強い臓器がなかったので、腎臓を補いました。2回の治療で完治しました。0番8本1センチ刺入20分置針。
2010年7月5日月曜日
緑内障について
70代男性の方、去年6月に眼圧が30になり手術されて、その後当院で、鍼治療をされている方が見えます。若い頃より無理をされて、60歳頃よりだんだん視野が欠けて現在、左目の下だけがわずかに見えるだけだそうです。「上工治未病」の脈診で検査すると、肺臓が強くなっていました。一つの強い臓器は判断しやすいのですが、もう一つ強い臓器がある時は、その臓器は非常に判断しずらい、罠を掛けて調べるしかないのです。脾臓は肺臓を強めるため除外します。もし、腎臓が強いとしたら、心臓がターゲット臓器となります。もし肝臓が強いとしたら、ターゲット臓器は心臓になります。もし心臓が強いとしたら、ターゲット臓器は腎臓です。この方は、心臓と肺臓が強いタイプです。治療は腎臓を補いました。セイリン0番8本接皮20分置針。眼圧は左が11と右が12だそうです。
2010年7月3日土曜日
腎臓病について
50代男性の方、去年の6月頃より、小便が黄色となり、泡が立つようになったそうです。今年の6月頃より、小便の泡立ちが多くなり、疲れやすく、体がだるいそうです。クリニックに受診を勧めましたが、これ以上酷くなればクリニックに行ってくれるそうです。「上工治未病」で脈診では、やはり腎臓が強くなっていました。他に強い臓器を慎重に検査しました。この方は他に強い臓器がありませんでした。治療は心臓を使いました。それと、なるべく、天然塩を取り、市販の醤油、味噌、塩をなるべく取らないようにしてくださいとアドバイスしました。天然の塩はミネラルのバランスが良く、代謝しやすいためです。0番8本5mm刺入20分置鍼。今日来院されて、最近針が効かなくなったと伺いました。再検査してみると、腎臓と脾臓が強くなっていました。治療は肝臓を補いました。
2010年7月2日金曜日
後縦靭帯骨化症について
60代男性の方、去年から、頸肩が酷く痛むので、整形を受診される。後縦靭帯骨化症と診断される。レントゲンで骨以外に白く見える所があったそうです。牽引、マッサージ等の治療を受けるが、改善されず、紹介で当院に来院される。「上工治未病」の脈診で診断すると、肺臓が強くなっていました。他に強くなった臓器がないか慎重に検査しました。最初の脈では肝臓も強く感じました。肝臓と肺臓が強いとターゲット臓器は心臓となります。この方は違いました。肝臓が弱ってくると、逆に強く見えます。この方は脾臓も強い事が判明しました。治療は肝臓を使いました。針は初めてだという事で、0番8本5mm刺入20分置鍼。
2010年7月1日木曜日
遠位型ミオパチーについて
60代女性の方、4~5年前より左足が動きが悪いのを意識し始める。整形外科巡りで時間を費やす、だんだん歩行が悪くなって、階段が上れなくなって、2年前に退職される。1年前より、鍼治療を始められる。この病気は体幹より遠い筋肉が失われていく病気です。「上工治未病」で脈診すると、肺臓が強くなっていました。他に強くなっている臓器を慎重に検査してみると、心臓も強くなっていました。腎臓がターゲット臓器でした。2回目は、肺臓のみが強く感じました。治療は肝臓を使いました。3回目は肝臓が強く感じられ、他に強い臓器がないか慎重に検査しました。肺臓が強く感じられ、心臓を治療しました。4回目は肝臓が強く感じられ、他に強い臓器がないか慎重に検査してみると、脾臓が強い事が判明しました。このように難病は、感じる脈が正しくないので速く修正しながら治療を進める事です。難病かもしれないと言われたら、すぐに「上工治未病」の鍼治療を始める事をお勧めします。
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