2012年5月13日日曜日

どくだみについて

今日、患者さんから、背中に湿疹が出来て、皮膚科に受診しなくては、いけませんか?と質問されました。何か体に変化が表れると、心配なのは、判ります。しかし、体が、冬に溜まった毒を排泄しようとしているだけかもしれません。冬は、神経も血管も、中の方に入り込んで、熱を逃がさないようにしています。発汗もしない分、毒が溜まります。春には、その毒が発散して体表に表れるのが、湿疹です。正常な作用です。こんな事で、皮膚科に行って、薬「毒」を飲めば、さらに、体に毒が蓄積します。こんな時には、どくだみを煎じて、飲みましょう。漢方薬局で売っています。手に一掴み採って、20分煎じて飲んでください。3日も飲めば、改善していきます。どくだみは、10の作用があると言われています。昔の人は、何か体の調子がおかしい時、どくだみを飲んでいました。これで十分、事が足りていました。今は、すぐ近くにクリニックがあるので、そこを受診する事しか、頭にありません。どくだみを見直しませんか。この方は、最高血圧が、180位まで上がって、本態性高血圧と診断されました。現在は、110位まで下がっています。血圧の薬は要らない位まで下がって来ました。薬を4分の1にしてくださいと指示しました。この方は、心臓のみ強いタイプで治療は、肺臓を補っています。

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