2011年12月13日火曜日

パーキンソン病について

40代の女性の方、パーキンソン病と診断されて2~3年が経ちます。薬はドーパミン製剤を1日朝夜1錠づつ服用される。今年の3月位から動きが悪くなる。薬を増やしたくないので、9月に来院される。針治療を始めて3ヶ月が過ぎ、ようやく、針の刺激の量が、体の五臓「肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓」のバランス取れるようになって来ました。最初は効き目を判らせる為に、少し強めに刺激します。それから、だんだんと刺激の量を少なくしていきます。この刺激の量の調節が難しいです。人の体は本当に難しいです。壊れてしまうと、なすすべがありません。どうしようも有りません。治療に診えるのが、遅過ぎる場合、すごく落ち込みます。おかしいと思ったら病院より先に、パーキンソン病を治療できる専門鍼灸院へ行ってください。針の効き目は、40回施術しないと効いてこないです。週1回として10ヵ月掛かります。針は遅効性です。何度も言いますが、パーキンソン病は神経の問題です。神経を治すには、神経に直接刺激できる、針治療しか効果は出にくい。薬では神経は治せません。ここが問題です。西洋医は、自律神経の狂いを絶対に治せません。自律神経が狂うと、高血圧、不眠、その他いろいろの症状が出ます。どれも、西洋医は、治せません。根治を願うなら、神経を直接刺激できる鍼灸専門に行くことをお勧めします。この方は、肝臓のみ強いタイプで、治療は、脾臓を補っています。前回寝たきりになりそうだった、80代女性は、腎臓と脾臓が強いタイプ、治療は、肝臓を補いました。

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