2011年12月9日金曜日

寝たきりになりそうな奨励

80代女性の方、5年位前に、薬の飲みすぎで、体の動きが悪くなり、寝たきりになりそうでした。薬は11種類で、それだけで、お中がいっぱいなりそうでした。週1回の針治療と、薬を何でもいいから、半分捨てなさいとアドバイスして、今日、1ヶ月に1度の治療に来院される。動きも、まあまあです。本当は高血圧の薬だけにされたら、もっと調子が良くなるのに残念です。聞いた話ですが、老人保健施設に入っている人ですが、看護婦さんが、頭の良い人で、寝たきりの原因が薬の飲みすぎだと判断して、薬を高血圧の薬だけ飲むようにさせたら、ちっとづつ、歩けるようになったそうです。医師の方は、この現実に、耳を傾けてほしい。検査の数値はどうでも良いんです。寝たきりにならず、生活出来ることが最も重要なのです。数値が、枠の中に入ることばかりに目が向いていませんか。クリニックで患者さんを指導して薬を減らした医師を政府の広報で発表すればいい。そうすれば、患者さんは自然とそのクリニックへ行くでしょう。薬ばかり出すクリニックも発表すればいい。だんだん患者が少なくなるでしょう。薬を減らす競争になります。日本国民は、寝たきりが少なくなる、介護保険料が少なくなる。

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