2012年1月1日日曜日

鍼治療について

当院の治療原則は、2000年前の金匱要略に記載されている「上工治未病」を使用。これは三国志時代のものです。上工治未病とは、「強い臓器があれば、その2つ先の臓器を補う。例肝臓が強ければ、脾臓を補う。」鍼は出来るだけ痛みの少ない、日本鍼を使用。太さ髪の毛くらいです。パーキンソン病、うつ病等の病気には、治療回数40回を目安にしてください。1回で効かないと、やめるタイプの人は、西洋医学の方に行ってください。背愈穴は今現存する経絡図は半分以上、間違えです。これはブログに書き込んでいます。最近の研究では、腎臓ラインは、尾骨の位置が思ったより1,2センチ位下にあります。肝臓ラインは、骨盤の上端のラインですが、ラインより1センチ位上にきます。肺臓ラインですが、経絡図どうりに取ると、心臓の経穴になります。思ったラインより、1つ上の可能性が有ります。気をつけてください。診断法ですが、2つ、書きました。診断法1、肝臓が強いかどうか知る方法です。「例、腎経の大鐘に接皮置針する。左手が脈が大きく、太くなります。右手は小さく、細くなります。この時、肝臓は強いと判定します。自律神経が狂っていると、この診断法は使えません。初回から数回は罠作戦を使ってください。診断法2は少し高度なテクニックです。「例、肺臓が強いかどうかを知るには、脾臓の公孫に鍼を打ちます。右手の、寸部の脈のみが強く感じられます。これで肺臓が強いと判定します。

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