2015年9月20日日曜日

背中の経穴の間違いについて。

経絡図に書いてある。肺愈、心愈、肝愈、、腎愈、脾愈はすべて間違いです。肺愈の特定に10年掛かりました。驚く事に肺愈は大椎の下端ラインです。こんなところに有るとは思いもしませんでした。心愈は、肺愈穴から数えて2つ下のラインです。そして肺が強い人の心愈は特別で、経絡図の督愈にあたります。多分肩甲骨内の他の経穴は、心臓と肺臓を両方補ってしまう。厳密に言うと、肝臓と脾臓が強い人に、経絡図で言う肺臓を補うと実は心臓も強めている事にもなってしまう。体質改善が遅れる。さらに肝愈は経絡図の腎愈のことを指す。そして脾愈は骨盤の上端ラインです。腎愈は尾骨の下端ラインです。この意味が判る人なら、どんどん使ってください。今の鍼灸が普及が遅れているのを危惧します。排骨神経麻痺の患者さんが10回の治療でほとんど完治しました。麻痺は鍼灸治療しか方法はありません。麻痺、突発性難聴{これも麻痺です}本人曰く、整形外科に通って1ヶ月半何も効果がなかったそうです。患者さんの立場に立って整形外科医も針治療を勧めるべきだ。この方は、肺臓のみ強いタイプで治療は、肝臓と心臓を補いました。

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