2012年8月15日水曜日

カルテの電子化で、多くの名医が退職される。

患者さんで、20年位前に、病院で、放射線科の助手だった方が見えます。カルテの電子化で、それが、出来ない先生方が退職されたと伺いました。貴重な経験をお持ちの名医が、時代の波に勝てずに、去っていく。嘆かわしい事態です。若い先生は、画像を読む力が、放射線技師より、劣るそうです。判らないことは聞けば良いのに、プライドが高く、聞かないそうです。どんな医療になって行くのか、末、恐ろしい事です。確かに、頭は、物凄く良い方ばかりですが、頭でっかちでを、強制して、頭を下げて、判らない事は、放射線技師でも、聞くべきだ。嫌な事ばかり、書いていますが、誰かが言わないと、日本の医療は駄目になる。患者さんが良い医療を受けれる為に、書き続けます。この方は、下腹部は、子宮筋腫で、子宮摘出。胃がんのため、胃を摘出される。以後、固形物を取ると、吐くそうです。流動食しか受けつけないそうです。さらに、栄養失調です。そして、便秘が酷い。これは、手術による、神経切断の、神経麻痺です。麻痺は、なった事がないと、その苦しみは,判りません。普通に暮らす事が困難です。これは交通事故で、神経麻痺になった人と、同じ苦しみです。西洋医学は、「切捨てごめん。」なんです。この方は、脾臓のみ強いタイプで、治療は腎臓を補っています。腎臓のレベルが、底上げされて、生活がどれだけ、楽になるか、判りません。しかし、少しでも、楽になるように祈っています。

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