2012年3月14日水曜日

寝たきりになりそうな症例

この方は、まだ50代です。去年の11月位から、体が調子が悪くなり、横になっているそうです。食事も食べたくない、便秘、体が重たくて動けない。これは何か合わない物を摂取している。この方にとって、マイナスに作用する物、いったい何か?最近、上海から来た中医師に、2回治療を受けたそうです。しかし、だんだん酷くなるそうです。私の診断では、この方は、最も酷い虚弱体質です。いろいろお話を伺った所、20年前からメニエールで漢方薬の煎じ薬を服用。どうもこの煎じ薬が体調に影響を与えた可能性が高い。日本の漢方は傷寒論を勉強していますが、これは風邪の対処法を書いています。これだけ勉強して処方するのは、危険です。日本では、漢方薬、中医学による針治療を学ぶ所が有りません。政府は安心して漢方薬、針治療が受けれるように、中医大学を早く作るべきです。一人一人の臓器の状態が判れば、間違った漢方薬、針治療がなくなります。西洋医は足りています。今すぐ、12校の医学部を廃止して、中医大学を作るべきです。この方は、クリニックにも行ったそうです。体がえらいから、点滴してくださいと言ったら、食べれているので、点滴は出来ませんと言われたそうです。入院を希望しても、検査で異常がないので、出来ませんと言われたそうです。そして、次の言葉が、心療内科に、紹介状を書きます。ますます体調が悪くなったそうです。本当にかわいそうな方です。この方は、肝臓のみ強いタイプで治療は、脾臓を補いました。弱い刺激で治療しました。電話が有り、少し気分が良かったそうです。40回治療されれば、かなり良くなると思われます。

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